入門ガイド
将棋のルール入門 — 駒の動き・成り・持ち駒を初心者向けに
2026年10月17日 · Playgami
将棋は、9×9の盤で相手の玉(王)を詰ませたら勝ちのボードゲームです。チェスと似ていますが、決定的に違うルールが2つあります。取った駒を自分の駒として盤に打てること、そして敵陣に入った駒が「成って」強くなること。このガイドでは、駒の動きから禁じ手、王手と詰みまでを覚える順番に並べました。読み終えたら、ブラウザでそのままAIと1局指してみてください。
盤と駒:まずは数を覚える
盤は縦横9マスずつ。駒は1人20枚で、玉将(王将)1枚・飛車1枚・角行1枚・金将2枚・銀将2枚・桂馬2枚・香車2枚・歩兵9枚です。自分から見て手前3段が自陣、向こう3段が敵陣。先手(▲)から交互に1手ずつ指します。
駒の動き(8種類)
| 駒 | 字 | 動き | 成ると |
|---|---|---|---|
| 玉将・王将 | 玉/王 | 全方向に1マス | 成らない |
| 飛車 | 飛 | 縦横に何マスでも | 竜王(竜):飛車の動き+斜め1マス |
| 角行 | 角 | 斜めに何マスでも | 竜馬(馬):角の動き+縦横1マス |
| 金将 | 金 | 斜め後ろ以外に1マス | 成らない |
| 銀将 | 銀 | 前と斜め4方向に1マス | 成銀:金と同じ動き |
| 桂馬 | 桂 | 前へ2マス+横1マスに跳ぶ(駒を飛び越せる) | 成桂:金と同じ動き |
| 香車 | 香 | 前に何マスでも | 成香:金と同じ動き |
| 歩兵 | 歩 | 前に1マス | と金(と):金と同じ動き |
「何マスでも」の駒(飛・角・香)は、途中に駒があるとそこで止まります。桂馬だけが駒を飛び越えられます。
覚え方のコツ:成ると金になる駒が4つ(銀・桂・香・歩)、成らない駒が2つ(玉・金)、成ると「王の動き」が足される大駒が2つ(飛・角)。この3グループで整理すると一気に楽になります。
成り:敵陣に入ったら強くなれる
駒が敵陣(向こう3段)に入るとき・中で動くとき・出るとき、その手の終わりに「成る」か「成らない(不成)」かを選べます。成った駒は裏返して表示され、上の表の「成ると」の動きになります。成りは義務ではありませんが、歩・香・桂は進めなくなるマスでは必ず成ります。
成った駒を相手に取られると、相手の持ち駒には成る前の姿で入ります。竜を取られても相手が手にするのは飛車です。
持ち駒:将棋をいちばん将棋らしくするルール
取った相手の駒は「持ち駒」になり、自分の手番に空いているマスへ打つことができます(1手として数えます)。打つのは自陣でも敵陣でもかまいません。駒が盤から消えないので、将棋には引き分けがほとんどなく、劣勢からの逆転が頻繁に起きます。
打てない場所が3つだけあります:
- 二歩:同じ筋(縦の列)に自分の成っていない歩がすでにあるところへ、歩は打てない。
- 行き所のない駒:打った後に一度も動けない場所(1段目の歩と香、1〜2段目の桂)には打てない。
- 打ち歩詰め:歩を打って相手の玉を詰ませてはいけない(歩を「動かして」詰ますのはOK)。
王手と詰み:勝ち負けの決まり方
次の手で相手の玉を取れる状態が王手。王手をかけられた側は、玉を逃がす・王手している駒を取る・間に駒を置く(合駒)のどれかで必ず解消しなければなりません。どうやっても解消できない王手が詰みで、その時点で勝負あり。実戦では詰む前に「投了」して終わるのが普通です。
将棋ならではの注意点:相手の持ち駒を忘れないこと。盤上だけ見て「詰んだ」と思っても、合駒を1枚打たれて続くことがよくあります。
初心者がまず意識する3つのこと
- 玉を守る — 序盤に玉を端のほうへ寄せ、金・銀で周りを固める(「囲い」と呼びます)。玉が中央に居座ったまま戦うのが初心者のいちばんの負け筋です。
- 飛車と角を大事に — 大駒2枚は攻めの主役。簡単に取られる位置に放置しない、逆に相手の大駒を取れるなら多少の損は気にしない。
- 取った駒は使う — 持ち駒は貯めるものではありません。相手の玉の近くに打ち込む歩1枚が、盤上の金より効くことがあります。
覚えたルールをブラウザで試す
Playgami の将棋は、登録もダウンロードもなしで、開いたらすぐAIと指せます。初回は4手で詰みまで導くチュートリアルから始まり、相手は「やさしい・ふつう・つよい」の3段階から選択。読み違えた一手は「待った」で取り消せる(1日1回は無料)ので、二歩や打ち歩詰めをうっかりやりそうなルールの確認にもちょうどいい練習相手です。
- 最初の数局は「やさしい」で、駒の動きと成りの確認だけに集中する。
- 勝てるようになったら「ふつう」へ。レート(1200から)が勝敗で動くので、上達が数字で見えます。
- 家族や友達と覚えるなら、1台の画面を交代で使う2人対局(エネルギー消費なし)。
よくある質問
「二歩」とは何ですか?
同じ縦の列(筋)に、自分の成っていない歩を2枚置くことです。持ち駒の歩を打つときに起こりやすく、公式ルールでは反則負けになります。打つ前に「この筋にもう自分の歩がないか」を確認する癖をつけましょう。成って「と金」になった歩は数えません。
成れるのに成らないほうがいい場面はありますか?
あります。銀は成ると金の動きになり、斜め後ろへ下がれなくなります。攻めで斜め後ろの利きを残したいときは「不成」が選ばれます。桂馬・香車・歩は成ったほうが得なことがほとんどで、飛車・角は成って損することはまずありません。
持ち駒はどこにでも打てますか?
空いているマスならほぼどこでも打てますが、例外が3つ。二歩になる場所、その後一度も動けなくなる場所(1段目の歩・香、1〜2段目の桂)、そして歩を打って相手の玉を詰ませる「打ち歩詰め」です。打った駒は成っていない状態で盤に戻ります。
「王将」と「玉将」は何が違うのですか?
動きも役割も同じで、字が違うだけです。伝統的に上位者(段位が上の人)が「王」、もう一方が「玉」を使いますが、ルール上の差はありません。どちらも一度取られたら負けです。
同じ局面が何度も繰り返されたらどうなりますか?
同一局面が4回現れると「千日手」で、公式ルールでは先手と後手を入れ替えて指し直しになります。ただし連続王手による千日手は、王手をかけている側の反則負けです。
初心者がまず覚えるべきことは何ですか?
順番は、駒の動き → 成りの条件 → 持ち駒を打つルール → 二歩などの禁じ手、の4つです。全部で8種類しかないので、動きは1局指せば体が覚えます。最初の数局は「玉を守る駒を1枚は残す」「飛車と角は取られない」の2点だけ意識すれば十分です。
さっそく1局
ダウンロード不要・登録不要。ブラウザでそのまま始められます。
将棋を無料でプレイ →関連:将棋のゲームページ(駒の動きガイド付き) / 無料ブラウザゲーム一覧 / English: How to Play Shogi